豊予海峡は好漁場として知られており、潮流が速いことから、獲れる魚は身が引き締まり脂がのっており、市場での評価が高い。特に、佐賀関港に水揚げされる
アジと
サバは、魚自体の品質の高さに、魚を傷めない一本釣りの漁法や面買い、活けじめによる鮮度保持、厳格な品質管理が相まって「
関あじ」、「
関さば」として全国的に有名な高級魚の
ブランドとなっている。なお、三崎側で水揚げされたアジやサバは「
岬あじ」(はなあじ)、「
岬さば」と呼ばれ、より安価で取引される。
しかし、国や両県の財政事情、海峡付近の地質構造、さらには「四国〜九州間に“陸続きルート”の建設は時期尚早」とする専門家の意見などが障害となり、この構想は棚上げ状態となったままである。
広瀬勝貞大分県知事は、就任直後の2003年4月に豊予海峡ルートの事業見直しを明言し、事実上の凍結を表明している。また、これを受けて、愛媛県側でも推進事業の縮小が行われている。