通常、分子量が小さく
結晶化しやすい化合物は、精製度の高い
再結晶法などによって精製と単離とを併せて実施する。しかし、
高分子など結晶化が困難なものは、再結晶によって精製することはできないことが多い。一般にこのような場合は、別の手段で祖精製しておいて、次いで生成物を少量の
良溶媒に溶かして溶液とし、これに大量の
貧溶媒を加える(あるいは反対に大量の貧溶媒に溶液を少しずつ加えていく)ことで、生成物を沈殿として得る。多くの場合、不純物は沈殿の微粒子の表面に付着することが多いので、生成した沈殿物を濯ぐことである程度の純度の向上が期待される。