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「昭和28年西日本水害」||オートバイ-master.com [07/06update]|オートバイの情報を無料でお届け!

昭和28年西日本水害 wikipedia|無料辞書

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| country=Japan
| area=福岡県佐賀県熊本県
大分県など九州北部地域
| factor=集中豪雨
| rainfalla=大分県日田郡上津江村
| rainfalld=1,148.5
| hrainfalla=熊本県阿蘇郡小国町宮原
| hrainfalld=90.2
| dead=759
| injured=2,775
| zenkai=3,441
| hankai=29,588
| sonkai=
| yukaue=200,298
| yukast=252,895
| hijuka=
| higaigaku=2,161億
| higaiyear=1953
| act=
| data=[外部リンク] 九州大学附属図書館
-->
昭和28年西日本水害(しょうわ28ねんにしにほんすいがい)とは、1953年(昭和28年)6月25日から6月29日に掛けて、九州地方北部(福岡県佐賀県熊本県大分県)を中心に発生した梅雨前線を原因とする集中豪雨により発生した水害である。
阿蘇山英彦山を中心に総降水量が1,000ミリを超える記録的な豪雨により、九州最大の河川である筑後川を始め九州北部を流れる河川が全て氾濫(はんらん)、流域に戦後最悪となる水害をひき起こし死者・行方不明者1,001名、浸水家屋45万棟、被災者数約100万人という大災害となった。この水害により筑後川など九州北部の河川における治水対策が根本より変えられることになり、現在においても計画高水流量の基準となっている。

◆ 気象概況
1953年6月当時の九州地方の気象概況は、上旬に梅雨前線が一旦九州中部に停滞し大雨を降らせたがその後奄美大島付近まで一旦南下し、奄美大島と屋久島の間を上下するという状態であった。一方ルソン島付近にあった太平洋高気圧が次第に勢力を強くして梅雨前線を押し上げ、6月21日には対馬海峡付近に達した。ところが今度は中国大陸より移動性高気圧が九州方面へと張り出し、再度梅雨前線は南下して屋久島まで戻ったものの再度太平洋高気圧に押されて北上した。こうして南北から高気圧によって押された梅雨前線は阿蘇山付近に6月23日頃より停滞、そこに高気圧から吹く湿った暖かい空気が梅雨前線に流れ込むことによって前線が刺激され、さらに例年屋久島付近を通過するはずの低気圧がこの時は朝鮮半島・対馬海峡付近を次々通過。こうした気象条件が重なり九州北部地域に未曾有(みぞう)の大雨をもたらした。
加えて阿蘇山では同年4月に噴火を起こしており、堆積した火山灰が豪雨によって土石流となった。また筑後川上流域は堅固な安山岩溶岩を主体とする地質であり、透水性に乏しかった。さらに戦中・戦後に山間部は森林を乱伐していたこともあり森林の保水力は極端に低下していた。こうした地質・植生状況に加え地形的要因も洪水被害を増幅させた。すなわち阿蘇山外輪山や筑後川上流域は河川の流域面積が広く、ここに広範囲かつ持続的な豪雨が降り注いだことで下流地域へ一挙に洪水が押し寄せたことも、被害を大きくしている。

◇ 各地の降水量