太平洋ベルト以外の地域では、全体として工業が低調である。
北海道ではパルプ、製鉄、化学、鉄鋼などの工業が発達していたが、国際競争が激化するなかで停滞している。
東北地方では半導体などの機械工業が発達していたが、機械メーカーの多くが低賃金を求めて、
中国などに生産拠点を移していく中、低迷が続いている。
長野県では製糸業がまず発達し、戦時中に東京から工場が疎開したことをきっかけに、
諏訪盆地ではカメラ、オルゴール、時計など、千曲川沿いの地域では通信・電子部品、自動車部品などが発達した。日本でもっとも工業化が遅れているのは中国地方の
山陰、
四国(
愛媛県南予地方や高知県など)、
南九州、
沖縄などの地域である。