元々は、大人が両手を一杯に広げた長さとして定義された
身体尺である。「ひろ」という名称は「ひろげる」と同根であり、「尋」という漢字も「左」「右」「寸」を合成したものである。紐などの長さを測るときに、紐を両手で持ち、両手を一杯に広げるということを繰り返すことで、尋による長さを簡単に求めることができる。
釣糸を底までたらしてそのときの釣糸の長さを測れば、水深を計測することができる。
中国では、尋(じん)とその2倍の「常」(じょう)という単位がよく用いられていた。この2つを組み合わせてできたのが「尋常」という言葉で、並み、普通であることを意味する。