市民のほぼ60%が富士重工とその関連会社の従業員とその家族、世帯の多くがサラリーマンの核家族である。工業出荷額の7割弱を自動車産業に依存している。このような一企業、一業種に依存しすぎる現状は、長期的には問題があるとして、様々な施策が打たれている。また定住しない核家族も多くみられ、流動的な生産年齢人口をいかに多く太田市に留まらせるかが、今後の重要な政策課題であると述べられている。
戦前から郊外に多数の住宅団地が造成されていたが、近年では、
ロードサイドショップや
大型ショッピングセンターが多数進出するなど、
郊外の商業地の発達が著しい。その一方で太田駅周辺唯一の大型商業施設「
ベルタウン」は、「
イオンモール太田」が市街地北東部にオープンして以来急激に顧客を奪われ、キーテナントである
ユニー太田店がついに撤退、同時に一時施設が閉鎖された。2007年、太田駅南口が改装され、ディベロッパーはキーテナントに「
ドン・キホーテ」を誘致、生鮮食料品を扱うスーパーマーケットや中華食堂街とともに施設名を新たに「ジェイ・プラザ」としてリニューアルオープンしたが、今後の浮沈は中心市街地活性化の成否にかかっている。太田の中心街空洞化の様相は、2007年には
テレビ東京のドキュメンタリー番組「
ガイアの夜明け」でベルタウン閉鎖の状況が取り上げられるなど、隣接する
伊勢崎市と並んで県内で最も状況が深刻である。日中は太田駅周辺部でも閑散としており、高架事業が一通り完成し威容を現した駅構内も、今や地域の名産品店・土産店舗すら存在していない状況になっている。近隣の鉄道網を運営する
東武鉄道も、館林以北の複線化計画を永久凍結している。