その後、高速化するレースカーに対する安全性の向上や死亡事故への対策によって
シケインの追加や道幅の拡張などが行われている。特に約6kmという超ロングストレート「ユノディエール」では、レースカーは400km/hを超えるスピードに達していたが、
1990年に安全性のために約1/3となる場所にそれぞれシケインが追加された
[FIAの規定により「2km以上の直線を持つサーキットは公認しない」とされるため設置。](現在では330〜340km/h程)。現在のレイアウトになったのは、"ダンロップブリッジ"のストレートが大きな下りカーブに改変された
2000年のことである。
コースがあまりにも広大な為、グランドスタンドの周辺は晴れているのにもかかわらず、ミュルサンヌコーナーの辺りで大雨が降っているという事がままある。そのため、ピットクルーの戦略を大幅に狂わせる事がある。過去には
ジャガーチームが、サルト・サーキット全域を網羅する事ができる気象観測機器を持ち込んだことがある程である。
またコースの大部分が路肩を広く取った片側一車線の一般公道を使用しているために、路面のうねりの他に轍が出来ている箇所も多く、雨が降ると轍の部分に「川」が出来るため、スピンを誘発しやすくなる。さらにユノディエールには街灯すら存在しない為、ドライバーにとっては特に夜間走行に於いてかなり厳しいコースでもある。