日本では、短編カラー映画は、1937年に作られた『
千人針』が最初である。1944年に『
春の歌』も作られた。この2作品はあまり知られることもなく、特に『春の歌』は作られたことは立証されているもののフィルムが戦災で焼失している。『千人針』のほうは、かなり欠損しているものの、満州に進攻してきたソ連軍に接収されたフィルムが、ロシアのアーカイブに保存されていた。1951年の
松竹大船撮影所製作の『
カルメン故郷に帰る』が、日本の最初の長編カラー映画であり、「日本の最初のカラー映画」としている文献もよく見かける。日本の最初のカラー特撮映画では『
空の大怪獣ラドン』が最初であった。